Webデザインの“世界観”とは何か ― QSD CONSULTING の哲学

このページは、このサイト全体の解説文になっています。
このページは他ページよりもヘッダー画像がシンプルですが、記事中にも画像を置いていません。
その理由は最後に書いてあります。

目次

説明では伝わらない領域がある

QSD CONSULTING の根幹である
「AMLO(Art-Mind Language Optimization)」は、
論理レイヤー(LLMO)とアートマインドレイヤー(AMLO)を
どう重ねるかという方法論です。

しかし、その“重ね方”は文章で説明した瞬間に作用が消える。
言語化した途端に伝わらない領域が必ず残ります。

だから私は、
サイト全体を“説明装置”として設計しました。

  • 写真の距離感

  • 違和感の置き方

  • タイトルと画像が重なる位置

  • 余白の質

  • 情報の飛躍

  • ギャラリーの連続性

  • デザインの呼吸

こうした“非言語の判断”こそ、AMLOの中核だからです。

このサイトは“選別設計”でできている

このサイトは、流し見すれば「よくわからない」と思う方もいます。
そしてそのまま離脱する人も多いでしょう。

それでいいのです。

ここは万人向けに
「わかりやすく」「整理された」「正しい」
を優先したサイトではありません。

必要なのは、
わからないから知りたい人
だけです。

  • 違和感の意味を読み取りたい

  • 世界観の意図を探りたい

  • 情報とデザインの関係性を考えたい

  • AI時代のコンテンツ構造を深く理解したい

そう思う人だけが残ればそれでいい。

このサイトは、
「必要な人だけに刺さるために構成された“選別設計”」です。

一部のテンプレートには“厳しさ”を持つものがある

世の中のテンプレートの中には、
“適当に作ってもそれっぽく見える”ものとは逆に、
扱い方次第で世界観が決まってしまうタイプがあります。

私はそうした“癖の強いテンプレート”をあえて選びました。

  • 一覧ページが展示のように振る舞う

  • 画像とタイトルの重なり方が世界観そのものになる

  • 構図や色の粗さがストレートに見える

  • 余白の扱いが全体の質を左右する

こうした性質を持つテンプレートは、
雑に扱えばすぐにチグハグになる反面、
きちんと向き合えば強い世界観を作り出せる
という特徴があります。

AIでは設計できない“最後の1ミリ”を求められる

AIは構造化は得意ですが、
以下の判断はできません。

  • 光のわずかな方向のズレ

  • 被写体と背景の距離感

  • 余白の意味

  • 色の濃淡が持つ象徴性

  • タイトルと写真の“呼吸”

  • 一覧ページで並んだときの展示感

  • サイト全体の統一美学

デザイン重視型のテンプレートは、
それらの “非言語の判断”ができないと破綻する構造になっています。

だから難しい。

しかし、
世界観を立ち上げたい人にとっては圧倒的な武器になる。

AIが持たない“感性レイヤー”を、
強制的にサイトへ流し込むからです。

雑に扱うと破綻するが、質を入れれば圧倒的に化ける

こうしたテンプレートは、
手を抜いた瞬間に破綻します。

  • 写真が雑

  • 加工が甘い

  • 色が濁る

  • 統一感が崩れる

しかし、きちんと質を入れると
テンプレートとは思えないほど化ける。

これは“癖の強いテンプレート”の大きな魅力です。

フルスクラッチ級の表現を“現実的なコスト”で実現できる

本来、このレベルの展示性・構成・世界観を
ゼロからデザインすると、数百万円かかる。

しかし、
テンプレートによっては、その骨格が最初から入っている。

その結果、
50〜100万円レベルでも、フルスクラッチ級の世界観を実現できる。※

これはテンプレートという形式の最大のメリットです。

SCD(Site Curation Direction)という考え方

私はサイトを「情報の器」ではなく“ギャラリーとしての展示空間” ととらえています。

  • 文章と写真

  • 一覧と詳細

  • 意味と構造

  • 空気感と違和感

  • 世界観の芯

これらをキュレーションし、サイト全体をひとつの作品として調律するのが
「SCD(サイトキュレーションディレクション)」です。

従来の「記事を書くだけ」「SEOだけ」「写真を並べるだけ」
では決して生まれない“読み手に残る手触り”を作ります。

このサイト自体がAMLOの実装例である

AMLOを理解するには、
説明を読むだけでは足りません。

私はこのサイト全体を使って
AMLOを“見せています”。

  • キュレーションに学ぶ記事構造

  • アート作品(THE FIRST DROP / Rachel’s Memory)の制作過程の公開

  • 記事の跳躍

  • テンプレの選択理由

  • 世界観の統一

  • 写真加工の意図

  • 余白の操作

  • 意図的な違和感の配置

これらすべてが
論理(LLMO) × アートマインド(AMLO)
の重ね方です。

説明するのではなく、
構造として存在させている。

このサイトとこのページが“こうなっている理由”

どう重ねるかは、文章だけでは伝わりづらいものがあります。
だからこのサイト全体を使って示しています。

そう言いながら、このページにはトップのヘッダー以外に画像がありません。
イメージで理解するのではなく、“頭で読んでいただきたいページ” だからです。

「PHILOSOPHY」のようなページであれば、本来はイメージ画像で“雰囲気”を伝える手法も正しいのですが、このページだけは違います。
内容そのものが、ブログ記事のように 文章による理解を前提にしている ため、途中の装飾をすべて排除し、冒頭に目次を置きました。

これは、一般的なサイト制作のセオリーには馴染まないかもしれません。
しかしアート作品の解説文が、あえて“説明書きだけ”という構成になることは珍しくありません。興味のある人だけ、読みたい人だけが読めばいいからです。

つまり―
このサイト全体を “ひとつのアート作品” と見立て、その解説文がこのページ、という構成です。

ただし、ここには矛盾があります。
アート作品なら解釈は自由で良いはずですが、このサイトはビジネスサイトでもあります。
自由な解釈で誤解されると、ビジネスとしては困る。
そのため、このページに限っては、あえて作者自身(=私)の解説を付けました。

  • ニーズがマッチする人に有効な「見せ方、伝え方」を優先
  • ニーズがマッチする人の「納得感」を増幅する構成

それが QSD CONSULTING の哲学であり、AMLO の思想であり、
そしてこのサイト全体をキュレーションする SCD(Site Curation Direction)の根幹
です。

私の領域について

私は制作そのものを請け負いません。
制作を請け負わないのは、個人として長期運用の責任を担えないからです。

私の領域は、
“コンテンツディレクション”と”サイトキュレーション・ディレクション”─世界観と構造をどう設計するか。
実際の制作は、制作会社にお任せください。
私の領域は、世界観と構造を設計することであり、制作は制作会社が担うべき役割です。
このサイトでは、あくまで思想と構築の考え方のみを示しています。

「サービスの守備範囲」はこちら

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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